芝浦工業大学発スタートアップの株式会社ハイパーデジタルツイン(以下、弊社)は、内閣府および国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進する「SBIR(Small Business Innovation Research)制度」において、起業後の社会実装・上市の成功例として両機関の公式ウェブサイトに掲載されました。日本版SBIR制度は、内閣府を司令塔として各省庁が連携し、研究開発の初期段階から政府調達・民生利用までを一貫して支援することで、イノベーション促進とユニコーン企業の創出を目指すプログラムです。 弊社は、弊社CTOであり芝浦工業大学教授の新熊亮一による「多重複合センサネットワーク」の研究成果を基盤に設立されました。本制度のフェーズ1からフェーズ2へのシームレスな支援を活用することで、研究開発から事業化までの「死の谷」を乗り越え、タイムリーに社会実装のチャンスを掴んだモデルケースとして高い評価を受けています。リアルタイム空間把握技術と、強力な実証実験の実績弊社は、3Dセンサーデータとデジタルツインを活用し、リアルタイム性が必須なユースケースにおける「空間管理システム」をワンストップで提供しています。エッジ型制御ではなく、空間全域を俯瞰する「インフラ管制型」の自動化・先読み制御を行うことで、現場の安全性向上と省力化を実現します。 現在、日本を代表する企業とともに以下の実証実験(POC)を進めています。スズキ株式会社様との実証実験センサーデータから生成した3Dマップを用いて、時速数km/hの低速ビークルの自動走行を実証。空間内の人や障害物を事前に発見し、死角予知や衝突回避を行う高精度な連携制御を実現しています。(※国際ロボット展2025にて自動走行デモを実施)https://hyper-digitaltwins.com/news/20251127-iREX鹿島建設株式会社様・羽田みらい開発株式会社様との実証実験信号のない横断歩道など、走行ロボットがエリアを跨ぐ際の制約を解消するため、数台のセンサーで広範囲の人や車両を検知。ローカルネットワークによる低レイテンシ環境を構築し、ロボットの安全なエリア横断を指示するリアルタイム制御を実証しています。今後の展開弊社は現在、スズキ株式会社様との協業において、2027年度の商用化を見据えたシステムの作り込みと事業化戦略の構築を進めております。さらに、弊社独自の技術展開として、陸上のモビリティや人流制御に留まらず、水上ロボットやドローンなどより難易度の高い環境下での制御ノウハウの蓄積にも取り組んでおります。今後も技術開発体制の強化を急ピッチで進めて事業化を加速させるとともに、ロボット導入による人手不足の解消や労働環境の改善を通じて、国内外の社会課題解決に貢献してまいります。関連URL:内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 SBIR制度特設サイト: https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/sbirseido/sbirseido.htmlJST START プロジェクト推進型 SBIRフェーズ1支援 概要: https://www.jst.go.jp/start/file/project/summary_2021sbir_hdt.pdf